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北越谷の茶のみすずさん!! お茶やさんがはじめた日本茶カフェの魅力に迫る

北越谷の茶のみすずさん!! お茶やさんがはじめた日本茶カフェの魅力に迫る

北越谷駅西口を降りて5分程歩くと見えてくる茶のみすずさん。

この辺じゃ珍しい甘味処ですが、老舗和菓子屋さんの皮を使ったどら焼きアイスに夏季はフレッシュフルーツソースを使ったかき氷を提供したりと、ここ最近精力的に動いているカフェです。

定期的に開催している訳ありケーキの販売も好評のようです。

それでは、中へ入りましょうか!

■ 茶のみすず
電話: 048-973-0808
住所: 〒343-0026 埼玉県越谷市北越谷2丁目38−10
営業: 10:00 ~ 18:00
定休: 月曜日
Instagram: リンク
Facebook: リンク

こちらが店内。

元々はお茶屋さんだからか店内にはお茶が揃っています。

茶のみすずオーナーである森田ひづるさん

ここは元々東口の神明町にある工場で製品つくりと店頭販売から始まり、その場所の悪さから来れない人も多かった為に今の場所にお店を開いて6年目とのこと。お茶を飲んでもらうスペースとしてのカフェが誕生しました。

こちらが茶のみすずさんのメニュー。
基本のドリンク類にあんみつ、どら焼きアイス等がある。

では、何頼もうかな♪

抹茶と定番の白玉クリームあんみつを注文です。

奥にあるカフェスペース。

抹茶は日本ならではのフレーバーで、甘みや苦味の表情が豊かです。風情を感じる抹茶ですが、カフェではカジュアルに楽しめますよ。

そして定番の白玉クリームあんみつ!

では、蜜をかけて。

蜜を自分でかけるのがいい。

久しぶりのあんみつだけど、もぅ口の中が甘くなってきました♪

ちょっと懐かしさを感じる甘味に加え、蜜のうまさを深める塩味が特徴です。

寒天や白玉、アイスの冷たい食感にフルーツの酸味をそれぞれ感じながら、蜜が加わる事での一体感が何ともいえません。塩こんぶで塩味を調整しつつ、和スイーツを堪能です。

ほうじ茶の香りがまた、いいんですよね~♪

そう言えば甘味処ってあまり見なくなりましたね。今の時代にお茶や甘味処をやる意義、是非オーナーに聞きたいですね。

オーナーの森田ひづるさん。

ここはお茶屋さんが出すカフェと言う事ですが、お茶に対する考え方を聞かせてください。

森田さんは「やはりお茶を売る責任ですね」と切り出し、「お店ではお客さんの持っている急須で出来るお茶の入れ方を心がけて教えています。しっかりとやり取りをする事でお客さんが美味しいお茶を入れたいからと急須を新しく買ってくれるんです。こちらが急須を買ってくれとか、セールスすることではないですね。」と語る。

「家で入れたらこんなに美味しかったよとリピーターがすごい増えた。しっかりとやりとりをして、ちゃんと責任を持って売る。私の目指すところが定まった。」と、森田さんは自分がお茶が好きだった事に気付いたと振り返る。

お茶を飲みながら。

お茶で繋がる消費ですね。商品って誰から買うかの信頼が大切だなぁと感じます。そう言えば自分はお店のインスタグラムの投稿を見てお店に来たのが最初だったけど、夏季メニューのかき氷を食べて帰りにお茶を買ったのを記憶しています。

ここのかき氷は、フルーツをふんだんに使ったシロップで美味しいんですよ!

イチゴシロップ。

このシロップは苺狩りの季節が終わって冷凍されたものを農家から仕入れているようです。美味しい地産地消ですね。

梨とアールグレイシロップ。梨と紅茶のハーモニーは、ちょっと上品な気分で!

イチジク&マンゴーシロップ。

限定で出たシロップですが、甘すぎず酸味とクリームのバランスがいい。次のシーズンも食べたいです。

宇治抹茶。

やはりお茶屋さんのかき氷だから、これは食べないと!

メロン!

これはインパクト大!もぅ、インスタに投稿したくなるかき氷です♪

…夏の茶のみすずは、すっかりかき氷屋さんのイメージ。そして添えてある水出しのお茶がまた美味しいんです。

自分は夏になると水出しのお茶をボトルに入れて水分補給用に持ち歩くのだけど、途中で無くなり自動販売機で買ったペットボトルのお茶を入れた時の味の違いに、水出しのお茶ってこんなに美味しかったんだと衝撃を受けました。

正直、茶のみすずさんで水出し茶の補給が出来ないかなと、本気で思っています♪ では、そろそろ最近の新メニューどら焼きアイスを注文!

どら焼きアイス。

これ、皮が美味しいんだよね。しっとりとした皮の食感が抜群にいい。老舗和菓子屋さんのどら焼きの皮を使っていると聞いたけどホント美味しいです。

オーナーは和も意識したとの事ですが、抹茶アイスに餡、栗の組み合わせは文句の付け所のない和の鉄板!どら焼きの皮の美味しさ、際立ちますね。

ここ最近の茶のみすずさんは、新メニュー含めて精力的です。そしてお店とは別に定期的に行われる訳ありケーキの販売も、お得で楽しみなんですよ。


オーナーから聞いたのですが、蒲生でケーキを自社工場で作って通販している会社と繋がりがあり、製造時に出る焼きむらや欠けたケーキを茶のみすずさんの車で売りに行ったら好評で、今はケーキだけでなく他の飲食店の商品も一緒に販売されて人を集めています。自分も行きましたが、オープン前から既に人が距離を取って並んでいました。

どうやらコロナになってからの方が売れゆきが良いようです。みんな家で食べたいのかな?

売上げの話が出ましたが、コロナになってお店全体の売上げはどうでしょうか?

「うちは落ちてはいません。むしろ上がっていますね。」と森田さんは言う。

「家に居る事が増えて、今までは面倒くさがっていた人もお茶を入れるようになって急須も売れています。部屋が別々でもお茶を入れると家族が集まってくる。お茶が人を繋げてくれています。」と、そう語る森田さんは「6年目の今だからこそ、初心に戻ってお茶に責任を持ちたいです。」と意気込む。

お茶やさんがはじめたカフェはお茶の美味しさを伝える事で、お客さんが美味しいお茶の味を知り、お店のリピーターになる。そんなお茶やさんのお茶が繋げた物語はこれからも楽しみです。

…ふぅ。お茶を飲むと落ち着く。

お茶って美味しいんですよね。

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