【オフィシャルスポンサーになりました】実は“バスケ大国” !? 越谷にプロバスケットボールチームが爆誕。B2へ昇格した「越谷アルファーズ」が見つめる先

いい街には“訪れたくなるカフェ”があるーーカフェブームの先駆け、栃木県黒磯の「1988 CAFE SHOZO」に行ってきた

KOSHIGAYAZINE編集長が越谷から飛び出し、他地域を巡っていい街のいいところを学んでいく新企画「ちょいと、あの街に行ってみた」。通称「CHOIMACHI(ちょいまち)」。

記念すべき第一回は、栃木県那須塩原市にある黒磯。お目当ては、1988年にオープンした「1988 CAFE SHOZO(カフェ ショウゾウ)」だ。

当時シャッター通りとなっていた黒磯商店街の空きアパートからはじまったというカフェは、カフェブームの先駆けと言われ、今では全国のカフェ好きが訪れる人気店。黒磯の街の賑わいと人が集まるきっかけをつくったという。

今回は、初上陸した黒磯の街並みから、越谷に賑わいをつくるヒントを探っていきたい。

「CHOIMATCH」で黒磯に行って来た人

  青野 祐治(あおの ゆうじ)

ローカルストーリーメディア「KOSHIGAYAZINE」へんしゅうちょー。1987年越谷生まれ、越谷育ち。越谷西高→青山学院大学卒。 広告会社やフリーランス、スタートアップでWeb編集、スピーチライティング、PRなどを経験。 大の巨人ファン。

日本中のカフェ好きが、わざわざ訪れるカフェ「1988CAFE SHOZO」を目指して

自然豊かで昔ながらの風情が残る、栃木県那須塩原市の黒磯。

越谷から電車を乗り継いで約2時間。「どんな街が待っているんだろう」と胸躍らせながら、黒磯駅に到着した。

近年おしゃれなカフェや雑貨店がならび、注目を集めているというこの街。

それだけあって、どうやら、若い女性がひとり旅にきているようだ。

駅から徒歩10分にあるという「1988 CAFE SHOZO」を目指すため、歩き出すとすぐにおしゃれなカフェがあるではないか。

ここは、改装中の図書館。近未来的な建物になりそうな雰囲気がプンプンする。

というか、そうなるらしい。

見えてきたのは、「西通り商店街」。

本当に、この先におしゃれなカフェがあるのか…。ちょっと不安になってきた。

そんな僕の不安をよそに、道の両脇にポツポツと、いい感じの雑貨店を目にするようになってきた。

おしゃれな雑貨店や洋服屋さんも並んでいる。

旅行客だろうか。ちょくちょくと人の姿が見えてきた。

また少し進むと、ヨーロピアンテイストの建物群が立ち並ぶ。

ここは、憧れていた欧州なのだろうか。いや、黒磯だ。それにしても綺麗だ。

おしゃれ地帯に、育ちのよさそうな野菜が並ぶ「無人マルシェ」が

ちょっと寄り道をしたあと見えてきたのが、グレーの2階建ての建物。

どうやらここが、「1988 CAFE SHOZO」らしい。

「すぐに、お店に入りたい。」そう思ったが、気になるスペースを目にしてしまった。

「FRESH&ORGANIC」と書かれたおしゃれな無人マルシェ。そこには、みどり鮮やかな野菜たちが並んでいた。

育ちのよさそうな野菜たちが、おしゃれなラベルが貼られた袋に大事に包まれ、うれしそうに並んでいる。

どれもこれも、新鮮でおいしそう。

越谷にもこんな場所があったら、毎日通いたくなってしまいそうだ。

そんなことを思いながら先へ進む。

外へ抜けると、ここにも開放的なカフェが待っていた。行きたくなるが、ここは我慢しよう。

いよいよ待ちこがれた「1988CAFE SHOZO」へ

ふたたび、1988 CAFE SHOZOへもどる。

ドアを開けると、左手側にはSHOZOグッズがお出迎えしてくれる。

お店の1階では、スコーンやクッキーなどの焼き菓子、コーヒー豆や紅茶の茶葉、雑貨類が仲良く並んでいた。

そんな素晴らしいプロダクツたちを横目に、僕は階段を上がり、2階のカフェスペースへ。

やっと、ついた。

ひとつひとつテーブルや椅子の異なる内装は、「どこに座ろうか」と目移りしてしまう。

落ち着いた雰囲気のレトロな木製テーブル席もあれば、カラフルでモダンなテーブル席もある。

色とりどりの椅子から、好きな色を見つけて座ってみるのもよさそうだ。

窓から入る自然光と橙色の照明が、明るすぎず暗すぎず、大人の隠れ家のような雰囲気。

ケーキ類も充実。なににしようかな。

そんなことを思いつつ、小腹が空いた僕。

トーストセットを迷わずオーダーする。

ちょっと、周りを見渡してみる。各テーブルの照明ランプはどれもかわいいものばかりだ。

2階の一角には、大きなやかんやコーヒードリッパー、食器が並び、座席からスタッフの方がコーヒーを淹れる姿を見ることができる。

音や香りを間近に楽しみながら、コーヒーとトーストが運ばれてくるのを待つ時間。

「わからないことがあれば、なんでも聞いてくださいね」と笑いかけてくれたスタッフの方に癒された。

ここの人は、みんなやさしい。

トーストは、結構なボリューム。おいしい。

今しがた淹れられたアイスコーヒーには、ぬくもりを感じた。

「わざわざ行きたくなるカフェ」が「わざわざ行きたくなる街」をつくる

「1988 CAFE SHOZO」はどのように、誕生したんだろうか。ちょっとした疑問をスタッフの方に聞いてみた。

すると、そこには「地元に賑わいをつくりたい」という店主のやさしくてつよい想いが浮かびあがってきた。

店主である菊地省三さんは、黒磯生まれ黒磯育ち。今から31年前、27歳の時にお店を開いたという。

もともと、コーヒー好きだったという店主。いざカフェを開こうと決めたものの、店づくりのノウハウも経験もなかったことから、「お店をはじめるには、もっと色んなものを見なくては」と、国内をバイクでひとり旅することに。

そうして、さまざまな街を見て回りながら、カフェづくりのヒントを探したそう。

そして、旅の最中コーヒーを飲んでいる時に、今のお店のインスピレーションを得ることになったという。

「旅先でコーヒーを飲む瞬間がたまらない。旅人が同じ気持ちになるようなお店をつくりたい」

「そして、黒磯周辺にも色んなお店ができて欲しい。そうなれば、旅人もきっと訪れやすい街になるのではないか

そんな想いのもと店主の地元、黒磯に「1988 CAFE SHOZO」をオープン。

黒磯駅からここまで並ぶおしゃれなお店が一覧でわかる

それから、31年。いっときは、シャッター商店街と化していた「1988 CAFE SHOZO」のある通りには、今では雑貨屋に洋服屋、カフェ、花屋など、多くの個性的なお店が連なっている。

なかには、東京から移住し、お店を構えたという人もいるという。

そして、にぎわいを見せるこの通りは、いつの日か「SHOZO通り」という愛称で呼ばれるようになったそうだ。

「ひとつのお店が、ひとりの想いが、街の賑わいをつくる」

僕は、スタッフの方から店主がお店を始めるまでのお話を聞いて、胸が熱くなるのを感じ、お店を出た。

そして、もう少し「この街を感じたい」。そんなことを思い、僕は黒磯を歩いた。

(…ここのテナントで、なんかやってみたい….K Curry(KOSHIGAYA→KUROISO Curry的な)とか)

至るところに、蔵やレトロな建物が残っていて、昔ながらの街並みを感じた。

そして、思った。「地元越谷の旧日光街道のように落ち着く場所だ」と。

実は黒磯に訪れ、真っ先に思い浮かんだのが、越谷の旧日光街道だった。

昔はたくさんの人が行き交いをしていたというこの通りも、時代が進み様々な商業施設ができるにつれ、かつての賑わいはなくなっていったと聞く。

しかし、昨年、古民家複合施設「はかり屋」ができた。

取り壊される予定だったというこの古民家が「ひとりの想い」と「奇跡の連続」によって生まれ変わり、今では様々な縁を繋いでいるし、実際に、旧日光街道沿いにも、おしゃれなカフェが増えてきている。

「はかり屋」は、きっと「1988 CAFE SHOZO」のようになれるはず。ここにきて、なんだか、身震いがした。

時間は掛かるかもしれないが、街道沿いに個性的なお店が集まる30年後の越谷宿の姿を想像すると、ワクワクが止まらない。

かつての賑わいを取り戻し、「古くて新しい越谷」をみんなと一緒につくっていきたい。

改めてそう感じた黒磯への旅であった。

「1988 CAFE SHOZO」

住所:栃木県那須塩原市高砂町6−6

営業時間:11:30-19:00

定休日:不定休

TEL:0287-63-9833

URL: http://www.shozo.co.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です