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器と古道具とカフェ。北越谷のカフェ工房「kousha(コウシャ)」はこの街の誇るべき場所

埼玉県民は高校生〜大学生になると”オシャレ“を求めて東京に行く。

それは越谷市民も例外ではなく、僕もその内の一人だ。

それはなぜかというと、越谷に“オシャレ”は皆無だと思っていたから。

そんな地元住民の固定概念を打ち崩すカフェが北越谷にあった。

 

今回は3度の飯よりカフェ好きな僕が、

北越谷にある最高にかっこいいカフェ兼工房「kousha(コウシャ)」を紹介する。

 

koushaは越谷出身の器作家 飯高幸作さんとsennkiyaさんが2011年9月にオープン。

飯高さんの工房&ショップ、仁平古家具店から届けられる全国から集められた古家具&古道具、そしてカフェ。

3つの総称をkoushaと言う。

 

koushaは北越谷駅から徒歩10分の場所にあり、道路から少し奥まったところにある。

車で来る方は通り過ぎないように注意していただきたい。

 

入店すると僕よりも先に、仕事中の男性一人と女性二人が入店していた。

店内にはギターのBGMがポロポロ流れている。

お客さんも店員さんもそれに合わせて上品に世間話をしている。

常連さんも多そうだ。

僕は一番奥の窓際の席に座る。

そこからは店内が一望できてお店の雰囲気を感じることができた。

 

僕はホットコーヒーを注文した。

コーヒーの味はもちろん美味しいが、僕はどうしても器に目がいってしまった。

器は全て工房で作ったものを使用しているらしい。

家具は基本的に木製のものを使っていて、

ドライフラワーなどの植物も多く飾ってある。

越谷らしい、ゆったりとした店内だ。

ゆっくりコーヒーを飲んでいると、足の悪いおじいさんが入ってきた。

入り口付近でなかなか入れずにいるところを、

笑顔の店員さんに支えてもらいながら席に着く。

 

おじいさんはコーヒーを1杯飲んで、ボーっとした後、

「ありがとう」と言って満足そうな顔でゆっくり出て行った。

個人的にカフェでゆっくりする楽しさの一つは、

いろんな人が入れ替わり立ち替わり入店してくるところだと思う。

 

この日は平日の夕方ということもあって、

お客さんがゴチャゴチャいるわけではない。

ちょっとだけ長居する人も比較的多い印象なので、

入店してから帰るまでに出入りした人たちのことは大概思い出せる。

 

どんなお客さんがそのお店の常連さんなのか、

その時いたお客さんも含めてカフェという空間は作られている。

僕は「カフェで長居する楽しさ」をkoushaで味わうことができた。

 

コーヒーを飲み終えて一息ついてから、カフェの奥に併設されている工房に行ってみた。

近くには器を焼く釜があり、カフェよりもずっと静かな部屋だった。

「これが工房の雰囲気か」と感動した。

僕はものづくりや職人さんの仕事を見るのが好きなのでかなり興奮した。

食い入るように商品を見ていると店員さんが

「ゆっくり見ていってくださいね」と声をかけてくれたので、

言われた通り本当にゆっくり見させていただいた。

棚に並べられた器は見た目もとても美しく、用途に合わせて様々な形をしている。

器以外にも木でできた食器や小物も置かれている。

家に飾っておきたいぐらい美しかった。

 

見れば見るだけ欲しくなってきたので、

器を1つ購入させていただいた。1つ3996円。

僕にとっては決して安い金額ではなかったが、

すごく気に入ってしまい、

買って以降、温かいお茶を飲むのが楽しくなった。

 

生まれ育った街にこんなに居心地が良くてカッコイイお店があったことを、

恥ずかしながら最近になって初めて知った。

越谷の新しい一面をまた見つけることができた。

 

職人さんが作ったかっこいい器。

これからも長く大切に使わせていただきます。

【kousha】

住所:埼玉県越谷市東大沢5-14-8

営業時間:水曜日〜日曜日 open11:30〜18:00closed

定休日:月曜日、火曜日

その他:駐車場あり

URL:http://iitaka-kousaku.com

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