【越谷アルファーズ】実は“バスケ大国” !? 越谷にプロバスケットボールチームが爆誕。B2へ昇格した「越谷アルファーズ」が見つめる先

せんげん台の千石家さんで美味しい和食と酒・お米の日替わりランチを味わう!!

今回は、せんげん台にある割烹料理店千石家にうかがいました。

千石家はせんげん台東口でお店を開いて、36年。
ずっと地元に愛されるだけあって料理が美味しくお酒も豊富に揃っています。

店構え。
趣を感じるどっしりとした造りですね。

入口。
ただ、最初は敷居が高そうでちょっと入りにくいよね。
5年程お店に通っている自分ですが、流石に初訪問時には躊躇(ちゅうちょ)しちゃいました。

先ずはネタと思って、のれんをくぐってみましょう。

■かにとうなぎの個室会席 千石家
電話:048-976-7600
住所:埼玉県越谷市千間台東17
営業:ランチ:11:30〜14:00
   ディナー:17:00〜22:00 LO21:30
定休:水曜日

入って直ぐに見える日替わりランチ(平日)の看板。
お!今回の日替わりは刺身定食!
刺身は…マグロにホッキ貝、サーモン、ホタテ貝柱まで入っている。
これは美味しそう。

先ずは…ねぇ♪
ビールはサッポロ黒ラベルをチョイス!
因みに瓶はスーパードライもありますよ。

お通しは和風煮たまご。
36年続く和食のお店が得意とする出汁がしっかりと染みて、ここでしか食べられない千石家特製煮たまごに。

これがうまいんだ♪マスターがこれを仕込んでいたら、自分は真っ先に注文です。
お通しから(お酒を頼むと出てきます)からテンション上がる中、ランチメニューを見てみましょう。

ランチメニュー。
メニューの幅は広く焼き魚に唐揚げや生姜焼きから、うな重まで揃っている。

特に人気が高いのは2日間特製塩ダレに漬け込んだ唐揚げ定食、続いて生姜焼き定食!
実は千石家さん、気軽に食べられる大衆的な値段でランチが楽しめるんです。

では、日替わりの刺身定食を注文!

日替わり刺身定食。
ご飯と味噌汁に酢の物、おひたし等の小皿がついて1000円!

小皿も多く、見た目も豪華ですね。

千石家のランチと言えば、やっぱり米!
定食は米のうまさで満足度が左右されると感じているので、この艶々で粘りのあるご飯に思わず『これだね!』と声が出ちゃう。

おかわりも自由だからいっぱい噛んで甘味を堪能してください♪

本日の味噌汁は白菜と豆腐、油揚げ!

白菜の甘~いやさしさがいいですよ♪

メインの刺身はマグロ、ホッキ貝、サーモン、ホタテ貝柱。

マグロは赤身がまぐまぐといい食感!
その後に続くほんのりサシの入った脂が、いい口どけです。

生のホッキは醤油につけると身をくにゃっと活き活き♪
サーモンは脂なめらかに、ホタテは甘みの貝柱の歯応え。

いやぁ満足です。お酒もすすめばご飯もすすむ。

コーヒー。
ランチはコーヒーも付いてきます。

コーヒーを飲みながら、ほっとランチの余韻をお楽しみ中。

千石家は気軽にランチを食べられる場所でした。一度中に入れば、ランチを目的に気軽に訪問出来ますね。

ただ…やっぱり自分は酒飲み。
気になって仕方がないんです、カウンターでこれでもかと主張する日本酒に。

日本酒ずらり。
冷蔵庫はここだけではなく、しかも入りきれない酒もあるから150本は軽く超えそう。

人気の十四代や花陽浴 (はなあび) も揃い、何よりマニアックな酒が普通に置いてある。近隣でここ以上に日本酒を揃えているお店は他に無いんじゃないかな。

では、ちょっといきましょうか、お酒♪

ランチがふっくらおいしい米なら、飲むお米は日本酒ですね。これから千石家のお酒と料理を、たっぷりご紹介。

マスターよろしくお願いします。(折角注文が終わってくつろいでいたのに)

注)ここから先は、その時の仕込みによるものです。
季節や仕込みにより同じものが提供出来ない事もあるので、詳細はお店に聞いてください。(今回注文していない品も含みます)

お刺身1人前。
マグロのいい赤身とトロがたまらないですね。ウニとマグロと白身の大葉巻きも、いいおつまみです。

トロ。
もぅ、お口の中でとろけるの♪

カウンターに座るようになりマスターと話せば、通っても飽きることのない多種多様なものが出てきます。ここは流石の経験と幅です。

お刺身の薔薇サラダ。
薔薇に見立てた刺身のサラダは、白じょうゆで食べるといい味なんですよ。

それにしても食べるのが勿体無いとは、まさにこの事ですね。

花陽浴の純米大吟醸 吟風 無濾過原酒。
折角なので、花陽浴を合わせましょう。

うまい酒、たまらんよ♪

こんな1品も。
海苔巻きではなく、刺身を巻いた上にイクラを乗せました。

お酒のお供にいかが?

盛り合わせも多種多様。
旬の仕込みで様々な刺身の組み合わせが出てます。

その日のいいネタは、マスターに聞くのが1番です。

河豚刺し。
最近食べて美味しかった河豚の刺身。

水分をしっかりと抜いたその身は、しまりと食感がいい満足!
タレがこの薄いボディに絡み、河豚って美味しいんだぁ、て感じられます。

なめたガレイの煮付け。
魚の煮付けは和食職人の独壇場ですね。

タレは濃い口だけどしょっぱくない。一度味わってみれば、この出汁の良さに納得なんです。

鶏肉の粕漬け。
ひと口食べてみれば、粕漬けのいい味が染み込んでいる。

あっ…うまいなコレ。
有りそうで無い、粕漬けのしっかり漬かった鶏は弾力ある歯応えからの旨み充実。
噛むことがこんなに楽しいなんて、悩ましい鶏さんです。

塩辛食べ比べ。
左が13ヶ月、右が1ヶ月。

塩辛を長く漬けるの?!最初はびっくりしましたが、この漬かり具合での味の差は、衝撃でしたね。
もぅ、こんなのを出されたら、お酒がすすむじゃないですか~♪

純米大吟醸 花の香 桜花(はなのか・おうか)
美味しい食には、美味しいお酒が似合う。

とろけるような玉ねぎなんて初めて!
まるごと玉ねぎは色々味わったけど、3日かけて繊維がぷるぷるになるまでの仕込みには脱帽です。

鮎の煮浸し。
鮎のコンフィではなく、煮浸し。本当にまるごと食べられますよ。

以前、鮎の時期にランチで出てきましたが好評でした。

そして…。
固形燃料に火が灯ります。

釜飯の準備。
30分程、待つけどアツアツの釜飯が出てきますよ!

いい感じに湯気が出て来た。
焦ってはだめですよ~火が消えてもまだお米に芯が残っているので。こから5分蒸らすと最高の状態になりますから!

千石家の釜飯はやはり店名を冠する、かにとうなぎ。
素材の持ち味を活かした釜飯はリピートしたくなる程の人気メニュー。

かにの釜飯。
千石家特製のかに出汁で炊き込んだ釜飯は、これでもか!と、かにが味わえます。

たまりません。
この出汁で炊き上げたごはんはとにかくうまい!

うなぎの釜飯。
通常はうなぎの蒲焼にかけるタレでご飯を炊き込むんですよ? これが美味しくない訳がない。

美味しいごはんの色。
ふっくらしたお米のひと粒ひと粒が、ごはんの美味しさを表しています。

いや~この釜飯は大満足。

さぁ、お酒はまだまだありますよ。
飲み比べなんていかが?

・明鏡止水 酒門 純米 鬼辛+11
・亀甲花菱 純米吟醸 雄町 無濾過中取り生原酒

酒門の会のみ超辛口純米をリリースした明鏡止水はシャープな味ながら米の旨みもどっしり感じる酒。花菱は自分も大好きな旨み良しの酒。

・秀よしとろとろと(秋田県大仙市)
・陸奥八仙と某酒屋のオリジナルコラボ
クリーミーでどぶろくのような、とろとろと、そして辛口ではない陸奥八仙の薄にごり。

お酒と食を楽しんでいると、マスターが厨房の奥でなにやら仕込んでいます。

『ちょっと時間がかかるよ、待っててね』

その間、お酒の飲み比べ堪能ですね♪

なんかスゴイのが出て来たぞ。

これは特大メバルのあんかけ。初めて見る大きさの1匹まるごと揚げたんだ…これでは時間がかかりますね。

でも、待った甲斐ありです。

このインパクト!

遊び心って、お客さんをわくわくさせてくれる。

飲食って楽しいものですよね。
美味しい酒と料理にオーナーやお客さんとの会話が合わされば、それはエンターテイメントです。

お店のオーナーの努力や創意工夫から生まれる遊び心は、庶民の生活から生まれてきた美意識である”粋”のようなものを感じさせます。何より親しみやすくて明快!

やっぱり千石家が長く続くには、理由がありました。
この楽しさを求めて、自分はついつい足を運んでいます。

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