越谷のカフェバー「FI-KA(フィーカ)」でスウェーデン料理とクラフトビールを堪能!大人の隠れ家で良い週末を
まず、私は文句を言いたい。
越谷市民は何も思わないかもしれないけれど、たまに来るだけの人間にとって、新越谷、越谷、南越谷、北越谷の「越谷トラップ」はなかなか攻略が難しい。
越谷駅から南越谷駅に行きたいのに、気がついたら新越谷駅の改札を出ていたことが何度もある。
中目黒に行く電車があったり、浅草に行く電車があったり。越谷の交通網はハチャメチャじゃないか?それだけ、便利な街なのだろうけど。
越谷トラップに引っかかりながら、中心地である越谷駅から徒歩4分ほどのところにある「FI-KA」というカフェバーにたどり着いた。
スウェーデンの料理人がスウェーデン料理を出すお店だ。スウェーデン料理なんて、IKEAのフードコートでしか食べたことがない。
ムーミンみたいな顔をしながら店にたどり着いた私の目に「おいしいクラフトビールがあります」の文字が飛び込んで来る。
おいしいクラフトビール。
おいしいクラフトビール…
おいしいクラフトビール!!!!!
私が頼んだクラフトビールは、「インドの青鬼」。エールビール製造所「よなよなの里」で作られているインディア・ペールエール(IPA)。
普段はクラフトビールの中でもフルーティーさを売りにしていたり、少し甘めで女性におすすめ♡のような種類を飲むことが多い。
だけど、今日は少し寒かったし、電車を間違えてつらかった。
自分を慰めるために、すごくアルコールを摂取したい。名前からアルコールを感じさせてくれそうな「インドの青鬼」。はたして。
グラスに口をつけた瞬間に、想像していたよりもフルーティーな香りがする。しかし、一口飲むと結構な苦味。これがモルトの風味なのか。初めて飲む、苦味があって独特な風味のIPA。
二十歳を迎えたばかりのお酒に慣れていない人が飲んだら、「ビールってこんなに苦いんだ…」と、しばらくトラウマになってしまいそう。それくらいの苦味。大人でよかった〜〜!
スウェーデンの伝統的な料理であるミートボールも頼んだ。お弁当によく入っているような、小さくて甘くてコロコロした食べ物を想像している。
スウェーデンバージョンだと何が違うのか。ワクワクしながら、ちょっとだけ仕事もする。天才ライターなので。(自称)
店内の雰囲気が、まさに「カフェバー」ですごく落ち着く。仕事じゃなかったらカウンターに座るのに…と思いながら店内をキョロキョロ。
ここに来る人は、どんな人なんだろうな、母国を思い出す人が多いのかなあ。などと想像を膨らませていたら、ミートボールが来た。
知っているミートボールの30倍大きい!なんだこれ。すごい。マッシュポテトもすごく大きくて、期待が高まる。
(興奮のあまり写真が少しブレているのは許してほしい)
日本のミートボールって、甘いタレをガンガンにかけていて、子どもが好きな食べ物のイメージが強い。だけど、スウェーデンのミートボールはすごくあっさり!
玉ねぎのシャキシャキ感もおいしい。マッシュポテトも最高においしい。こんなに美味しくて、大きくて、これが300円とかコスパが異常。ちょっとおっぱいのようなミートボール、ごちそうさまでした。
そして、ケーキメニューもスウェーデンの方が作っているとの情報を発見し、「シナモンロール」を注文。
ジャンルとしてケーキコーナーに書かれているけれど、甘すぎないからお酒との相性がバツグン。シナモンとビールの組み合わせ、最高なのでは。
私が「FI-KA」にお邪魔したのは、土曜日の夕方。お店は14時からオープンしている。早めの時間からお酒が飲めるなんて、大人の幸せのためにあるようなお店。
おじさんがよくいるような、めちゃくちゃ安くて昼間からガンガン飲める居酒屋も好き。
だけど、キレイなお姉さんがいて、落ち着いた雰囲気でお酒を味わえる大人な雰囲気も最高に好き。めちゃくちゃいいお店を発見してしまった。
最高すぎたから誰にも教えたくないな〜って思っちゃったんだけど、教えなきゃいけないんだよね。私だけの秘密基地にしておきたかったなあ。
今回伺ったお店
店名:FI-KA
住所:埼玉県越谷市赤山町1-112 1F
営業時間:月・火・日:14:00~翌2:00 水:18:00~翌2:00 金・土14:00~翌6:00
定休日:木曜日
TEL:050-3313-9722
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