昨日からお世話になっているThe MillennialsはIoTを活用した進化型カプセルホテル。とにかく従来のカプセルホテルのイメージとは一線を画しているなぁ。#TheMilennials #ザミレニアルズ #京都 pic.twitter.com/G4Z7zyDKoM
— 青野 祐治(Yuji Aono) (@yuji_blfd) July 30, 2017
ライフとワークの垣根をなくすという思想
2017年7月、ミレニアル世代をターゲットとしたライフスタイルホテル「ザ・ミレニアルズ京都」が京都河原町三条にオープンした。
この未来型のカプセルホテルは「スマートポッド」と呼ばれるIoTを駆使した客室を用意。
「ライフの間にワークを。」をコンセプトのもと、”ホテルのロビー”をコワーキングスペースとして使用可能な「andwork」が併設され、利用者の交流の場としても機能するという。
“ロボティクスやAI技術が急速に発達していくとともに、人々の仕事は知的価値に移行していく時代に入り、場所にも時間にも捕われないワークスタイルが増していっています。
これからの知的生産の時代においてはもはや仕事と仕事以外の時間を分ける必要性はどこにもありません。
ワークライフバランスにおけるワークとライフは分けるものではなく、一日の中で何度もオーバーラップする関係。
ライフの中にワークを。ワークの中にライフを。
andworkは、これからの時代のワークとライフの関係を提案するホテル併設型ワークプレイスです。
※andworkより引用
本施設の共用部となるandworkのステートメントからも分かるように、ザ・ミレニアルズはただ寝るだけのビジネスホテルでもなく、従来型のカプセルホテルでもない。新しい宿泊施設の形を提言。
ソーシャルアパートメント事業を中心に、ホテル事業等を展開するグローバルエージェンツが仕掛けるだけあって、ソーシャルアパートメントとコワーキングを融合したハイブリッドな宿泊施設がジワジワと広がりつつある新しい価値観を具現化しているといえよう。
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ザ・ミレニアルズ京都は「河原町駅」から徒歩5分でいける。隣にはCAN☆DOもあるので便利だ。
1Fのエントランス。基本的には無人なので、8Fのレセプションへ向かう。
ソーシャルアパートメントのダイニングのような共用スペース
ザ・ミレニアルズ京都の共有スペースとにかく広い。「敷地面積の20%が共有スペース」ということもあり、ソーシャルアパートメントのリビング/ダイニング使いができる。
この空間には、自由に使えるキッチンやダイニング、ゆったりとしたソファが用意されており、利用者は仕事をしてもいいし、ゆっくり読書をするのもあり、交流を目的に利用しても良い。また、コーヒーの飲み放題サービスを享受できるのも嬉しいところ。
共用スペースに隣接されたコワーキングスペース「andwork」
ザ・ミレニアルズ京都に、併設されているのがコワーキングスペース「andwork」。
レセプション、共有スペースと同フロアーにありホテルの利用者であれば、24時間利用することが可能。またホテルの利用者でない場合でも、マンスリー契約やドロップインなどで利用できる。日中にカプセルホテルでの「昼寝」もできるというのもシエスタ派にはもってこいの場所だ。
ビール「飲み放題」とパン「食べ放題」サービスを提供
17:30〜18:30まで提供されるのが、ビールが飲み放題のサービス「ハーピーアワー」。利用者なら誰でも楽しむことができる。この時間を狙って、利用者との交流をはかるのもいいだろう。
ザ・ミレニアルズ京都の宿泊者は、朝食の「パン食べ放題」サービスも利用できるし、まさに至れり尽くせり。
同施設オリジナルデザインの「外に出られるパジャマ」は、地元京都の企業とタイアップしてつくられたという。これを着ることで、ロビーやちょっとした買い物へも出掛けても全然気にならない。
いよいよ客室へ
受付で手渡された「ipod」を手に「スマートポッド」と呼ばれる客室へ向かう。
このベッドは思いの外広い。枕2つ分の幅があり、ゴロゴロできる余裕がある。
他にも「ipod」で照明の明るさやベッドの高低の調整もできる。
さらに、アラームとして設定した時間になると、自動で点灯しベッドが起き上がる機能がすごい。これこそIoTが可能にした「これからの朝の目覚め方」といえよう。
こちらはライフハッカー様の記事内の動画を見ると分かりやすい。
一部ユニットのみとはなるが、80inchやスマホ画面を投影して自分専用のホームシアターにできるところも新しい。
ベッドの下には、大型のスーツケースが入る収納スペースもある。
パジャマもいい感じ。
シャワールームも快適。
バスタブもある。
綺麗なデザインのW.C。
これを見れば、「スマートポッド」の未来感が伝わると思う。
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レンタルバイクサービスの提供もはじめ、京都の街をスイスイと散策できるので、気分転換にも最適だろう。
2018年1月には、渋谷に2号店となる「ザ・ミレニアルズ」を開業予定で、今後3年間で、国内外にも随時展開する予定だという。
今までの宿泊施設とは異なる思想を持った「ザ・ミレニアルズ」は世界を飛び回るワーカーの「ハブスポット」となる可能性を秘めている。
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