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世界が認めたサイクリングロード。 “瀬戸内しまなみ海道”を走ってきた

広島県尾道市から愛媛県今治市を結ぶのが「瀬戸内しまなみ海道」。

「瀬戸内しまなみ海道」は、日本初の海峡を横断できる自転車道だ。”海の上を自転車で走れること”が魅力の「空中サイクリング」を目当てにやってくる外国人観光客も多いという。

今回は、米CNNの「世界7大サイクリングロード」にも選ばれたサイクリングの名所を駆け抜けていく。

“サイクリストの聖地” 瀬戸内しまなみ海道とは?

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「瀬戸内しまなみ海道」は西瀬戸自動車道の愛称で、広島県尾道市から向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島の6つの島を経て愛媛県今治市まで全長約60kmを結ぶ架橋ルートだ。

西瀬戸自動車道に沿ってサイクリングが出来るのは、各島を結ぶ橋の上のみ。島では一般道を走るため、サイクリストにとっての「瀬戸内しまなみ海道」は全長約70kmとなる。

f:id:y-bluefield:20170830153325j:plainしまなみガイド | SHIMAP しまなみ海道観光マップ

アップダウンもあるしまなみ海道サイクリングでは1時間で進める距離は約10 kmと言われている。全長約70kmなので、ビギナーの方でも7〜8時間ほどで横断が可能な距離だ。中には、片道およそ3〜4時間で走りきる強者もいるというのには驚いた。

また、ルート上に13ヶ所のレンタサイクルターミナルが整備されていて、乗り捨てが自由自在。しまなみ海道を片道だけ楽しむことはもちろん、いくつかの島をじっくりとサイクリングするなど、様々な楽しみ方が可能だ。

レンタサイクル料金・ターミナル情報 | サイクリング | SHIMAP しまなみ海道観光マップ

今回は、今治エリアから尾道へ駆け抜けていく。

 

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JR今治駅 臨時レンタサイクルターミナル で冒険の相棒を選ぶ。

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黄色のキミに決めた。

サイクリストの道標。その名は「ブルーライン」

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「しまなみ海道」はサイクリストへのサポートも充実している。

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サイクリング推奨ルートには道標となる「ブルーライン」が引かれているので、水色の線に沿って走るだけで目的地まで辿り着くことができる。

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尾道や今治までの距離も表示され、分岐には地図看板もある。初めて走る道でも安心。

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今治エリアからのスタート地点、「来島海峡大橋」-ここから約70キロの冒険が始まる

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今治方面から最初に渡る橋が「来島海峡大橋」。この橋は、今治市と大島を結ぶ世界初の三連吊橋で、しまなみ海道で最大の規模を誇る。全長は約4キロ。

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いよいよ「空中サイクリング」の始まりだ。

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瀬戸内海の風を全身に感じながら見る、来島海峡大橋からの眺めは素晴らしい。

思わず叫び声たくなるほどの開放感。

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40分ほど掛け来島海峡大橋を横断。次の伯方・大島大橋を目指して一つ目の島「大島」を走る途中、尾道から今治方面へ向かうサイクリストとすれ違う。

しまなみ海道のサイクリストは礼儀正しく、挨拶を交わしてくれる人も多い。

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サイクリング中よく目にするのが、瀬戸内海に浮かぶ小さな島々。

何やらこの島には小屋が立てられているようだ。

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二つ目の橋、伯方・大島大橋を横断し、「海運と造船の島」、「伯方の塩」発祥の地として知られる「伯方島」を走る。透き通るような綺麗な海も印象的だ。

多々羅大橋を渡り、目指すは国産レモン発祥の地でありアートの島「生口島」へ

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スタート地点から約35km、ここまで約4時間。大三島から四つ目の島「生口島」を目指し、それらを繋ぐ「多々羅大橋」を横断する。

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レモンの収穫量日本一と言われる広島県の中でも「生口島」は見所も満載。

国産レモン発祥の地と言われ、多々羅大橋のたもと付近には「レモン谷」と呼ばれる広大なレモン畑が広がっている。

f:id:y-bluefield:20170830155201p:plaincopyright:生口島とレモン|島ごころ公式サイト

多々羅大橋を降りて沿岸を走ると見えてくるのが「瀬戸田サンセットビーチ」。真白い砂浜が約800m続く。「日本の水浴場88選」にも認定され、全国でも指折りの透明度を誇る。

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茜色に染まる夕暮れ時の景色が、ノスタルジックな気分にさせてくれる。沖合には「ひょうたん島」が浮かび瀬戸内海の島々と、夕日が作り出す光と影のコントラストが絶妙。

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生口島ではアートも楽しめる。瀬戸田サンセットビーチから自転車を走らせること約30分。

耕三寺・耕三寺博物館内にある「未来心の丘」は、イタリア・カッラーラ産の大理石で造られた美しい庭園。

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広島県出身で世界で活躍する彫刻家、杭谷一東氏が手がける芸術作品は、5,000平方メートルにもおよぶ。

白一色の建物と青い海が広がる世界観はまるで、ギリシャ・エーゲ海の町並みのようにみえる。

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生口島でアートに魅了された後はサイクリングを再開。あとは、尾道へひた走る。

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生口橋を渡り、5つ目の島「因島」を走る。しまなみ海道最後の島「向島」へ続く、因島大橋と夕焼けのディナーは最高だ。

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因島「大浜海水浴場」で、推定2〜3mはあるであろう巨大恐竜に出会う。

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この小さな島々とサヨナラするのが、なんだか寂しくなってきたが、先を急ぐ。

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尾道まで残り12キロ。約7時間走ってきた。

アップダウンが激しい道も多く、途中の急勾配の下り坂では、スピードを出しすぎて壁に激突して転倒しあばらに激痛が走るし、野生のイノシシに出くわして心底震えるし、で何度も挫けそうにもなった。

それでもここまで走れたのは、目指すべきゴールがあるから。

サイクリングも人生も同じじゃないか。

しまなみ海道の爽やかな風を感じ美しい景色を見て走りながら、ふとそんなことを思ったのだった。

ゴールへ向かうべく、僕は、一気に駆け抜けた。

世界のサイクリストの新拠点「ONOMICHI U2」

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しまなみ海道最後の島「向島」から尾道までは船で渡る。約5分ぐらいで尾道に到着するので、そこまで距離はない。ただ、最終便が22:00なので、あまり遅くならないように注意したい。

向島渡船 | しまひと | しまなみ海道ポータルサイト

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無事に尾道へ到着した後、尾道駅から自転車で約3分の「ONOMICHI U2」へ向かった。

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ここは、倉庫をリノベーションし、レストラン、カウンターバー、カフェ、サイクルショップ、ホテルが集約された複合施設。

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施設の大半を占めるサイクリスト向けの宿泊施設「HOTEL CYCLE」は、とにかくオシャレ。

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このホテルの共有スペースや客室には自転車を置くことが可能。

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サイクリストに人気の高いロードバイクメーカー「ジャイアント」のレンタサイクルも利用できる「ジャイアントストア尾道」も併設されている。(ちなみにジャイアントストア今治もあり、今治でジャイアントを借りてここで返却することもできる。)

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日本人だけでなく、外国人サイクリストの利用者も多いという「世界のサイクリスト」が集まる場所だ。しまなみ海道サイクリングの拠点としてぜひ活用して欲しい。

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また、「ONOMICHI U2」の一画にあるYard Cafeでは、テラス席も用意されている。

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ここでは、瀬戸内海をイメージして造られた、スッキリと味わえる柑橘系のクラフトビール「しまのわビール」(600円、税抜、店舗提供価格)や、宮島の地下水を使用し、柑橘系の香りと苦みが特徴的な「宮島ビール ペールエール」(840円、税抜、店舗提供価格)を味わえる。

サイクリストの聖地で、最高の汗をかいた後に、至福の一杯を味わってみてはいかがだろうか。

施設名:ONOMICHI U2

住所:広島県尾道市西御所町5-11

URL:www.onomichi-u2.com

www.onomichi-u2.com

しまなみ海道の情報・アクセス

住所:広島県尾道市〜愛媛県今治市

TEL:0848-37-9736(尾道観光協会)

URL:http://www.go-shimanami.jp/cycling/

サイクリング | SHIMAP しまなみ海道観光マップ

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